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レイキの歴史

竹林

世界に広まったReiki。

レイキを語るには、レイキ(靈氣)のエネルギーを発見し、それを治療法として始めた創始者「臼井甕男(うすいみかお)氏」について語らなければならないでしょう。

 

臼井甕男氏の略歴

臼井氏は1865年(慶応元年)岐阜県生まれ。臼井家は平安~鎌倉時代に活躍した武将、千葉常胤を祖先とします。青年時代は苦学をしながら数回欧米に留学。

帰国後、新聞記者、会社員、公務員、国会議員秘書など多数の職業に就き、その後、自営業を立ち上げるが失敗。

人生の目的は「安心立命(あんじんりゅうめい)を得ること」と悟り、1919年からの3年間、京都の禅寺で瞑想修行を始めます(どこの禅寺であったかは不明)。

*「安心立命」:どんな状況においても心を安らかにし動揺せず、身を天命に任せる。

3年の修行後、未だ悟りを得ず、と禅師に問うと「悟りを得るには一度死んでみよ」と言われ、死を覚悟して京都の鞍馬山で断食、瞑想。

そして、21日目に意識を失い、目が覚めた時に体中にエネルギーがみなぎり、宇宙との一体感を得る。

鞍馬山を下山する際に足にケガを負うが、手をとっさに当てると治癒してしまう。

その後、禅寺に戻り、禅師に真の悟りか尋ねると、その悟りは教え広められるべきであり、その癒しの力は人類の為に広く使われるべきと言われる。

臼井氏はその1か月後から靈氣を教え始めます。

 

「心身改善臼井靈氣療法」 がスタート

1922年(大正11年)、『心身改善臼井靈氣療法学会』を設立し、東京の原宿で靈氣治療と公開伝授を始めます。

治療所は非常に人気を博し、屋外にも順番を待つ人の行列ができるほどでした。

1923年9月に起きた関東大震災では、被災し怪我をした人達に学会の師範達と共に靈氣治療。

その後も日本中で靈氣を広めていきます。

学会の師範には海軍少将、海軍大佐など、熱心な海軍関係者がいました(海軍は軍艦で長期の航海に出る際医薬品などの積載量に限りがあるため靈氣が活用されたと思われます)。

臼井氏は1926年(大正15年)に62歳で亡くなるまで靈氣を広め、師範は20人、弟子は2000人を越えました。

戦後、GHQにより西洋医療以外の代替医療が禁止され、靈氣は宗教として生き残る途もありましたが、それを選びませんでした。

そして、日本国内での靈氣の活動は『臼井靈氣療法学会』内での会員のみ、また、靈氣を伝授された人々による家族内での利用となり、靈氣の広まりは閉ざされてしまったようでした。

***(今、現在も『臼井靈氣療法学会』は存在していますが、公の活動は一切していません。とても残念に思いますが、敗戦後も靈氣を存続させるために取られた行動でしょう。)***

 

林忠次郎師範のもとから、靈氣が海外に渡る

臼井氏の20人の師範の一人、林忠次郎氏は軍医でもありました。

退役後の1925年(大正14年)に『林靈氣研究会』を設立し、東京の信濃町に靈氣による治療所を開設。そこで林先生から靈氣を学び、ハワイに持ち帰ったのがハワイ在住日系2世の高田はわよ氏でした。

高田はわよ氏はハワイで「レイキクリニック」を開き、1980年に亡くなられるまでに22名のマスターを養成します。

そして、そのうちの1人であるBarbara Ray氏が『ラディアンス協会(The Radiance Technique)』、Phyllis Lei Furumoto氏が『レイキ・アライアンス協会(The Reiki Alliance)』を設立しました。

そして、そこから欧米へ「靈氣~Reiki」として広がりをみせていくのです。

 

***(その間に、伝統的な「靈氣」と「Reiki」に違いが生まれることは避けられなかったことかもしれません。ただ、靈氣のエネルギーとReikiのエネルギーは同じものです。)***

 

靈氣が日本に帰ってきた(「Reiki」から「レイキ」へ)

 

1980年代に入り、Barbara Ray氏の『ラディアンス協会(The Radiance Technique)』で学んだ三井三重子氏による、日本で初めての西洋レイキのセミナーが開催されます。(この時点で、臼井甕男氏➡林忠次郎氏➡高田はわよ氏➡Barbara Ray氏という流れ。)

その後も、『レイキ・アライアンス協会(The Reiki Alliance)』系のReikiを学んだFrank Arjava Petter氏などにより、日本国内でその後「西洋レイキ」と呼ばれる日本の靈氣の逆輸入版が広がりをみせ、日本国内で学べる靈氣は、この西洋レイキだけと思われてきました。

***(Frank Arjava Petter氏はその後『直傳靈氣(じきでんれいき)』を学び大師範となり、現在は『直傳靈氣研究会』の代表代行を務めていらっしゃいます。)***

 

そして、国内に伝統靈氣が残っていた。『直傳靈氣』講座開始。

実は、その間も林忠次郎氏から直接靈氣を伝授され(1938年)、60年以上、日々『心身改善臼井靈氣療法』を実践していた方が日本国内に残っていたのです。

それが現在の『直傳靈氣研究会』代表、山口忠夫氏のお母様、故山口千代子先生です。

そして、1999年に『直傳靈氣研究会』を設立し、林忠次郎氏直伝の伝統靈氣、西洋の影響を全く受けていない『直傳靈氣』セミナーが開講することになり、現在に至ります。

 

今、「靈氣」から学ぶ